二度と嗅ぎたくない!あの足の臭いが発生するメカニズムとは?

靴や靴下を脱いだ時に立ち上る、あのなんともいえないひどい臭い・・・例えるなら納豆のような、できれば二度と嗅ぎたくない臭いですよね。

 

なぜそんな激臭が足から発生してしまうのでしょうか?

 

今回は、あの耐え難い足の臭いが発生するメカニズムと効果的な防臭対策についてご説明しましょう。

 

 

1.臭い発生のメカニズム

 

足の臭いが気になる方も、お風呂でしっかり洗った後に嗅いでみると無臭である方も多いことでしょう。

 

手のひらや腕の臭いがしないように、ふだん足が臭い方の足そのものが臭いわけではありません。

 

ではなぜ本来無臭である足が臭くなるのでしょうか?

 

それは、足が
・高温多湿
・雑菌のエサ(皮脂角質)
の2条件が揃う場所だからです。

 

体温で温められ、汗で湿度が高くなり、さらに皮脂や角質などのエサまで用意されている靴の中は、まさに雑菌にとっては天国・パラダイス!!

 

その環境を好む雑菌が爆発的に繁殖し、エサを分解する際にあの独特のニオイである「酢酸」や「イソ吉草酸」を発生させて足を臭くしてしまうのです。

 

 

2.「イソ吉草酸」とは?

 

「イソ吉草酸」とは、正式名称「3-メチルブタン酸」、弱酸性の天然の脂肪酸のこと。

 

悪臭防止法にも名指しで記され、人に不快感をもたらす臭いとして指定されているほどの激烈な臭いです。

 

足の臭さのたとえとして「納豆の臭い」と言われることが多いのですが、それはこの「イソ吉草酸」の臭い。

 

厄介なことに、この「イソ吉草酸」は水で落ちにくいため、適当に洗っただけでは付いた臭いをとることが出来ません。

 

そんな臭いが、足から雑菌の繁殖によって発生し、皮膚だけでなく靴下や靴に染みつくことでさらに強烈な臭いを発するようになります。

 

 

3.普段のケアが大事

 

足の悪臭は雑菌のせい!といって雑菌を目の敵にしてはいけません。

 

人間の肌には普段から沢山の菌(常在菌)がいます。

 

その中には、体の健康維持に貢献するなど有益な働きを担っている善玉菌もおり、常在菌の存在そのものが悪というわけではありません。

 

ただ、手や腕や顔と異なり、靴や靴下で密閉される足はそれらの雑菌にとって好環境。菌が必要以上に繁殖してしまうのは仕方がない場所なのです。

 

そのため、あの臭いを防ぎたいなら普段からこまめなケアをして対処するようにしましょう。

 

足の臭いが気になる方の中には、常に消臭スプレー等でその場しのぎのケアで済ませている方もいらっしゃるのですが、それでは根本的に問題を解決することはできません。

 

逆に、臭いのもとへの対策がおろそかになるため、時間が経てばさらに酷い激臭に悩まされることになり、それを抑えるためにもっとたくさんの消臭スプレーを使う・・・という悪循環に陥ってしまうだけです。

 

足の臭いの根本的な解決をするには、雑菌が繁殖する条件である「高温多湿」「エサ」を取り除くことが重要です。

 

・足は常に通気性を良くしてムレないようにすること。
・足を丁寧に洗って、皮脂や角質が溜まらないようにすること。
・靴や靴下のお手入れをすること

 

これらを普段のケアで継続して行うことで雑菌の繁殖が抑えられ、次第に足も悪臭を放たなくなるようになることでしょう。

 

 

4.おすすめのスペシャルケア「重曹足湯」

 

上記の普段からのケアと合わせて行いたい、足の激臭対策用スペシャルケアをご紹介します。

 

それは「重曹足湯」です。

 

重曹(炭酸水素ナトリウム )はお掃除等にも使える優れもので、ご自宅にある方も多いことでしょう。この重曹を使って、簡単ですが効果の高い足の臭い対策をすることができます。

 

材料
・洗面器
・お湯 5l
・重曹 大匙2

 

方法
・お湯を洗面器に入れ、重曹を混ぜ合わせる
・足をつけて15分〜20分ほど放置
・仕上げに優しくこすって洗う

 

足を重曹を入れたお湯につけるだけなのでとても簡単。しかし、その効果は驚くほど得られるスペシャルケアです。

 

その理由として、
・重曹は弱アルカリ性なので、弱酸性の性質を持つ悪臭の「イソ吉草酸」を中和することができる
・重曹は古い角質をとることもできるので、通常の洗い方では取り除くことが難しかった硬い角質を柔らかくして落とすことができる
・爪の生え際や爪に入り込んだ汚れや皮脂も除去することができる
その結果、雑菌の繁殖しづらい足にすることができるのです。

 

重曹足湯をした後はしっかり水気を拭いて、足指の股の部分、爪なども乾燥させましょう。

 

ちなみにご使用になる重曹は、お肌の弱い方は肌への安全性や刺激を考えて「食用」のものを選んだほうが安心です。
足湯をしている最中に、足がピリピリするなどの刺激を感じた時は中止してください。次回は重曹の量を減らして行いましょう。

 

 

5.まとめ

 

足は雑菌が繁殖しやすい魔の地帯。

 

雑菌が繁殖すると酢酸やイソ吉草酸を発生させ、誰もが顔をしかめてしまうような悪臭を放つようになります。

 

しかし、そんな足の臭いにお悩みの方も臭いの発生のメカニズムを知り、有効な対策を今すぐとれば大丈夫!

 

普段からのケアと合わせてスペシャルケア(重曹足湯)をすることで、誰でも簡単に雑菌の繁殖しづらい環境をキープすることができますよ。ぜひお試しください。